傾斜角を利用したアキレス腱のストレッチをすると、前屈で両手が床に届くようになる!

前屈して指先が地面に届く直前 運動と筋トレ

ストレッチをする前と後では、前屈の角度が変わることをご存知ですか?

足を揃えて立って、前に屈んで、指先が床につくくらいの人が、このストレッチをしてからもう一度前屈すると、手のひらまでつくぐらいにはなるんですよ。シューフィッター直伝の効果的なストレッチ法を紹介します。

まず先に言ってしまうと、これは一過性のもので次の日には戻ってしまいます。でも、そのつど効果を感じるので、ストレッチをする動機づけになると思います。

最初のうちは熱心にストレッチをしても、気がつくと止めてしまっていたという人(僕です)は効果を感じないかもしれません。

もうひとつ言うと、このストレッチでアキレス腱は伸びません。ふくらはぎのストレッチです。

でも、両手が床に着くと達成感は得られます。これは継続のためにはとても大事。ふくらはぎのストレッチで、両手が床に着く快感を味わいましょう。

アキレス腱の構造

最初に、アキレス腱の構造を知っておきましょう。

アキレス腱は、ふくらはぎの先から踵(かかと)まで伸びている腱です。腱というのは、骨に付着して筋肉を繋いでいる部分のことを言います。

ふくらはぎには腓腹筋(ひふくきん)とヒラメ筋という2つの筋肉がありますが、これが合わさってアキレス腱になって踵の骨に付着しています。

つま先の運動は、ふくらはぎの筋肉の収縮がアキレス腱を通してかかとの骨に伝わって起こります。ちなみに、つま先を下げるのは足関節の底屈といいます。

アキレス腱は、人間の腱としては最長・最強ですが、実は腱自体は伸び縮みしません。骨に付着した硬いアキレス腱がやわらかいふくらはぎの筋肉につながる。それがふくらはぎの筋肉の収縮を骨に伝えている仕組みになっているんです。

一般に、アキレス腱のストレッチと呼んでいるのは、実はふくらはぎの筋肉のストレッチだったんですね。これはぜひ知っておきましょう。

ストレッチの方法

その前に前屈して今の柔軟さ知っておく

ストレッチする前に、まず今の身体の硬さを知っておきましょう。

方法は、両足をそろえて立ち、前屈すること。反動をつけず、ムリもせず、ゆっくり曲げて、自分の手が届く位置を覚えておいてください。

ストレッチのやりかた

やり方は簡単です。板や本で傾斜を作ってそこに立つだけ。傾斜は、足の指先が高く、かかとが低くなるような傾斜です。

僕は、単行本を数冊重ねて、その上に足の指先を置き、かかとは床につけています

足を置いたら背筋を伸ばして、やや前のめりになるくらいの気分、でもまっすぐに立っている、という姿勢で1分間以上維持します。

呼吸は普通にしてくださいね。

前に説明したように、アキレス腱は伸びません。単なる表現です。下腿三頭筋を伸ばすのが本当です。なので、ストレッチのときにはアキレス腱を意識するよりも、その上の下腿三頭筋を意識するといいでしょう。

この角度って、ふだんの生活では体験することがないと思います。だからすごく新鮮です。ふくらはぎがぐんと伸びたという感覚が得られると思います。

もう一度前屈して確認する

ストレッチが済んだら、平らな床で足をそろえて前屈してみてください。

ストレッチの直前よりずっと指先が下まで到達しているはずです。前よりもずっと前屈できるようになっているはずです。

もっとも、ストレッチで身体がやわらかくなったと思っても一時的なものです。少したてば元に戻ってしまいます。それでもこれをやるだけで足がすっきりしますよ。

アキレス腱(ふくらはぎ)ストレッチの中では、いちばん簡単な方法なのでぜひ取り入れてください。

ストレッチしながら、本を読んだりスマホ見てたりしてもいいです。

ふくらはぎの筋肉を伸ばして、血行を良くするために毎日ストレッチをするといいですよ。

効果はむくみにも

このストレッチはふくらはぎの筋肉に働きかけるものなので、ふくらはぎのむくみの改善にも役立ちます。

ふくらはぎの血行がよくなる!? 効果的で簡単な筋トレとストレッチでも紹介しましたが、ふくらはぎは直立二足歩行をしている人間特有のもの。四本足の動物にはありません。

ふくらはぎの血行がよくなる!? 効果的で簡単な筋トレとストレッチを紹介します
ふくらはぎがだるいときは、圧縮ストッキングをはくとか、横になるときは足をやや高い位置にするとか、いろいろな方法がありますよね。どれもそれなりに効果的なんですが、やっぱり自分のカラダで血流を良くするというのが予防には大事だと思います。人間のカ

 

二本足で立つことによって足から心臓までの距離が遠くなってしまったため、足の血液を戻すためのポンプとしてふくらはぎが発達しました。

でも、ふくらはぎが固くなってしまったり、一日中座ったり立ち続けると、ポンプ機能がよわってふくらはぎがむくんだり、だるくなってしまうんですね。

ふくらはぎのポンプ機能は、筋肉の伸縮で成り立っています。長い時間同じ姿勢でいると縮むことはあっても伸びる機会がなくなってしまうので、ストレッチで柔軟にしておきましょう。このストレッチは効きますよ。

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