皮膚科で処方される丸い容器の薬、混合軟膏ってムダだと思う

丸い容器の軟膏薬・薬局

皮膚科で処方された2種類の薬が、1つの容器に入っていたことがありませんか? 丸いフタの容器に入っている塗り薬です。

 

 

混合軟膏って言います。

 

薬名も表示されてないし、手工業で詰めたの? みたいな感じです。おまけに、明細を見ると混合軟膏を作る点数が加算されているんですね。待ち時間もかかります。

患者にとっては混ぜるメリットはどのくらいなのか、デメリットはどのくらいなのか調べてみました。

僕が混合軟膏をもらったとき

僕が混合軟膏を処方されたのは2回。顔がかゆくて少し赤くなっている、そんな状態がしばらく続いて皮膚科に行ったところ、処方されたのが混合軟膏でした。

弱いステロイドクリームと保湿剤を処方します、ということで診察が終わり、処方箋を薬局に提出。受け取ってみたら、2つの薬が1つの広口の容器に入っていました

広口のフタのレトロ感のある容器です。子供のころ定期的に通っていた皮膚科でもらっていた薬を思い出しましたよ。

薬剤師が2種類の薬を混ぜて容器に詰め替えたものだと説明してくれました。

でも少し腑に落ちなかったんですよ。なんでわざわざ混ぜるのか。そのまま持ち帰りましたが、気になったんですよ。別の皮膚科ではそんなことなかったのに。

次回の診察のあとで処方箋を見たら、混ぜる指示が入っていました。薬剤師さんは処方箋の指示に従っただけだったんですね。

混ぜたのは、ステロイドと保湿剤です。どちらもチューブに入っている薬なので、髪の毛のカラーリング剤みたいに混ぜてるんでしょうか。もっと衛生的に混ぜてるんでしょうけど。

皮膚科で処方されるチューブ薬

混合軟膏のメリットとデメリットは?

わざわざ点数も加算して、待ち時間も増やして混ぜる利点はあるんでしょうか?

調べてみると、メリットは

  1. 何度も塗る手間を省く
  2. 混ぜることで浸透率を上げる

くらいです。

デメリットは、

  1. 費用が発生する(加算料の一種)
  2. 使用期限がわかりにくい
  3. 受け取るまで時間がかかる

です。

加算料は1つに混ぜるのに80点です。診療報酬は1点10円なので1容器800円ですね。

3割負担なら窓口で払うのは267円くらい。気になる金額ではありませんが、10割負担の800円だと高いって思いますね。わざわざ混ぜるだけですから。こうやって公的医療費の支出が増えていくのかなと思います。

 

混合軟膏の使用期限はどのくらいなんでしょうか。もとのステロイド軟膏のチューブには記載されているけど、容器に移されてしまったら、もうわかりません。同じ期限とも思えないし。

使用期限はだいだい1ヶ月〜2ヶ月だそうです。

指示どおりに使い切れば気にすることはないと思いますが。

 

薬剤師さんが混ぜるときにも注意が必要みたいで、ざっと調べたら

先発薬で混合できても、ジェネリックでは不可の場合があるそうです。

ということは、先発+先発、先発+後発、後発+先発、後発+後発でいちいち確認することになるんですね。

面倒くさいからジェネリックを処方する医師はいないんじゃないかな?

そもそも、そんなに組み合わせがクリティカルなら一緒に処方ちゃダメなんじゃないの?

ステロイド内服薬のプレドニン1mg、みたいに重大な違いがあるとは思えないんですけどね。

 

薬剤師の技術の差が出やすいのも、混合軟膏のデメリットだそうです。薬局が混合装置を持ってれば問題ないそうですが、手動だとコツがいるそうですよ。

何回も言いますが、自分で重ねて塗るのじゃダメなんでしょうか?

塗る順序を教えてくれたら指示どおりに塗るんですけどね。

 

以前、くるぶしが水虫になったときに処方された、水虫の薬(アスタット軟膏)と角質をやわらかくするケラチナミンは自分で重ねて塗るように指定されたんですけどね。

アスタット軟膏を3本、ケラチナミンを1本、自分で塗ってね、という感じでした。

塗り薬って、そのくらいの精度だと思うんですけど。
塗布する範囲だって、そんなに厳密に指定できないだろうに。

なんかムダに手間をかけてる気がするんですよ。

 

薬剤師の資格取るのに長い時間勉強して知識もあるのに、それがわざわざ混ぜるのに労力を使うなんて資格がもったいないと思います。

そんなに厳密なら、最初から混ざった薬品として認可が必要なんじゃない?と考えてしまうんです。

ふつう、錠剤なんかは、1回2錠、1日3回毎食後、とか指定されてますよね。

あれと同じように、

ヒルドイドを塗ってから、ステロイドクリームを塗る

とか、注意書きに指示してくれるだけでいいと思うんですけどね。

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