大腸内視鏡検査前のニフレックとモビプレップの味・飲み方に違いがあるのか両方体験

モビプレップの容器大腸内視鏡検査

大腸内視鏡検査は下剤を飲んで腸が空になるまで2〜3時間、トイレに何度も出入りするのが辛いです。

その下剤は1.5リットルから2リットル飲むのですが、一口飲むのもダメという声も多く聞きます。

下剤の代表的なのはニフレックとモビプレップです。

もしどちらかを選べるなら楽なほうがいいですよね。

 

僕はこれまで大腸内視鏡検査を10回以上受けました。モビプレップ3回、ニフレックは8回以上飲んでいます。

多少は違いがわかるので、飲み方や、喉越しの違いなど紹介します。

検査の予定を決めるときにニフレックかモビプレップを選ぶことができる病院も多いので、参考にしてみてください。

ニフレックもモビプレップも経口補水液OS-1に似ている

経口補水液OS-1をもっと飲みにくくしたのがニフレックやモビプレップという感じです。

代表的な腸管洗浄剤のニフレックもモビプレップも身体に吸収されないようにして、水分ごと大腸の中身を肛門から排出しようとする薬です。

ニフレックは等張液といって体液と同じ浸透圧。2013年に登場したモビプレップはやや高張液で、体液より浸透圧が高めの液体です。

どちらも電解質濃度が高く、塩分濃度が高いので飲みづらい液体です。

電解質濃度が高い飲み物で一般に手に入るのは経口補水液として売られているOS-1があります。

僕にとってはOS-1もニフレックも飲みにくさは同じくらい。OS-1は飲んで平気な人はニフレックも平気だと思います。

ニフレックとモビプレップの飲み方の違い

モビプレップのほうが飲む量は少なめです。少ない分は、普通の水を飲みます。

飲み方

ニフレック

容量:2リットル
コップ1杯をんだら、20分後にまたコップ1杯。
このペースを維持して2リットル飲んだら、排泄がクリアになりしだい検査準備完了です。

モビプレップ

容量:1.5リットル(2リットルの場合もあります)
コップ1杯をんだら、20分後にまたコップ1杯

同じです。飲むペースもほぼ同じ。ですが、モビプレップは飲んだ量の半分の水分を補給します。1リットル飲んだら500ccのお茶や水を補給します。

違いはあるよ

モビプレップは浸透圧が高めにできていて体内の水分を腸内にあつめて排出するようになっています。ニフレックより飲む量がすくないのは体内から水分を集めてくるからなんですよ。

だから、水やスポーツドリンクなどで、水分を補給しておかないと効果が出ないわけです。

はじめてモビプレップを使用したときに水分補給が足りなかったのか、途中で排便が終わってしまって焦りました。

(全部飲めない人もいますが)ニフレックは2リットル、モビプレップは1.5リットル飲むのが標準です。

ただし、規定の量を飲み終わっても便がきれいにならない場合は、追加で飲むか、浣腸するかになります。

検査までの時間

腸内がきれいになるまでの時間は個人差があるわけですが、僕が検査を受けている大学病院では、モビプレップの人は受付時刻が30分遅く設定されています。

飲む容量が少ない分、30分短縮されているだけだと思いますが。

少し味の違いがあるよ

ニフレック

スポーツドリンクにうまみ調味料を足したような味です。味の素製薬(現在はEAファーマ)開発の商品だからといってふざけてるわけではないです。ほんとにそんな味がします。

モビプレップ

梅ドリンクの味です。ニフレックより酸味があります。こニフレックよりさわやかさを狙ったかもしれませんが、たいして違わないです。

どっちが楽に飲める?

どちらも冷やして飲むと、少しだけ飲みやすくなります。

ニフレックがどうしてもダメという人はモビプレップでもダメでしょうね。

ただし、飲む回数が少なくて済むので、辛い回数も少ないでしょうけど。

さきほども言いましたが、経口補水液OS-1が飲めるならどちらも大丈夫です。

効き目は

ニフレック

1リットルを飲んでからようやく腸が反応してきます(自分比)。最後の2リットルに達してもクリアになることはなく、さらに水分を補給してようやく腸内がきれいになる、というのがこれまでの経験でした。

モビプレップ

1リットルまではあまり変わりません。多少は早く仕上がった。以前の記憶よりも楽だったな、という感じです。

モビプレップならではの注意点

はじめてモビプレップを飲んだときは、こんなに簡単にはいきませんでした。水分補給が足りなかったのが原因のようです。

効きだす時間は早く、効いてきたな、と思ったのも束の間、
すぐにピークを過ぎてしまいました。それ以降、何も出なくなったんです。

これまでのニフレックなら何度も繰り返しトイレに行きたくなって、ようやくクリアになるのに、途中で終わってしまった感じなのです。

看護師さんに説明すると水分を補給するようにとのこと、500ccのペットボトルの水やお茶を飲んでようやく準備オッケーをもらいました。

あとから担当の医師に説明すると、身体の水分を吸収しながら作用するから、あらかじめ水分を摂っておくのが良いとのこと。先に言ってほしかった。

今年検査を受けたときはきちんと説明されました。

ニフレックでの経験に慣れすぎて、看護婦さんの注意を聞いていなかったのかもしれませんけど。

モビプレップは、ニフレックより飲む量が少ないと謳っているのにどうなのかって気がしますけど、水やお茶のほうが飲みやすいから楽ですけどね。

そもそも自分で選べるの?

僕が検査を受けた病院では選べました。

モビプレップのほうが薬価が高いです。

薬価サーチによると、

モビプレップは2259.30円、
ニフレックは1071.90円。
約1,000円の差です。保険適用なら支払う金額の差はもっと少ないですけど。

その大学病院では、いずれモビプレップに置き換わると言っていたのですが、どちらも使われています 。同じ部屋で、ニフレックを飲んでいる人もモビプレップを飲んでいる人もいました。

 

紫がモビプレップ。後ろ左右のブルーがニフレック。右の緑は不明です。

検査を受ける側が好みを主張することは少いと思うので、担当医師の考えなのか、何か理由があるのかもしれません。

結論:どっちも飲みにくいけど、モビプレップのほうが時間が短縮

モビプレップのほうが30分くらい早く飲み終わると思います。適切に水分をとればですけど。

飲みやすさはモビプレップのほうが多少楽です。

ニフレックを飲むのが辛い人が、モビプレップだと楽勝になるとは思えませんが、飲む量が減るので、多少は楽になるでしょう。

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