かかりつけ薬局の選び方。自宅や勤務先に近くの大手チェーンを選ぶのが楽だよ

薬・薬局

かかりつけ薬局って知ってます? 2016年からスタートした制度で、同じ薬剤師が担当として、これまでの薬の履歴なども管理してくれる制度です。

正直なところ、薬剤師の権限って外側から見てるかぎりは権限少なそうなので、同じ薬剤師が担当してもあんまり意味ないなーと思いますが、大手チェーンの薬局に決めておくと、医者が処方したちょっと変わった薬も、3ヶ月分とか大量の薬も、あっさり入手できるので、便利だよという話をします。

10年前、僕は薬局難民だった

病院にいくと、今は医薬分業なので、薬局に行って薬を入手します。病院によっては近くの薬局の地図をくれるところもあるし、地図には複数の薬局が表示されていることも多いです。

で、なんとなく提示された薬局に行ってませんか?

その薬局の利用がはじめてだと、保険証の登録とか、住所とか連絡先とかめんどくさい作業が続きますよね。

10年くらい前、胃の調子が悪く(結局、胃じゃなくて、腸だったんだけど)近所のいろんな病院を回ったこがあります。8月のお盆休みが重なって、調子が悪いから前回みてもらった病院にと思っても、夏期休業。

新しい病院で診てもらっても、翌日具合が悪くて行こうと思ったら、そこも夏季休業に突入。個人医院はしょうがないんですけど。

で、別の病院に行くたびに新しい薬局を紹介される

だんだん面倒くさくなって、処方箋を持って家の近所の薬局に行くことにしました。すると、

処方された薬の在庫がない!!!

近所の薬局に聞いても在庫がない(ほんとか?)

この薬局は、今はほとんど見なくなった個人経営の薬局です。

昔は、病院のビルの1階とか、そばの小さな店舗とかあったやつですよ。言い方は悪いけどパチンコの景品交換みたいな佇まいね。

そのとき、何となく感じたのは、この手の小さな薬局って、結局は周りの医院の薬を処方するだけで成り立ってるんだろうなということです。

「どこの処方箋も受付ます」

って書いてあるけど、実際には薬が入手できないんじゃ意味ないですよね。

きっと、大病院でも、個人病院でも、門前薬局が成り立っていた時代は、どこもこんな状態だったのでしょう。

個人の調剤薬局って、個人の書店と同じだよね(消滅の一途)

町の本屋さんって消滅する一方ですよね。寂しいだの、地域の文化がだの情緒的な意見もありますが、目的の本が手にはいらないんだからしょうがない。

昔とくらべて今は書籍の発行点数も多いし、ジャンルも多いから、もう小さな本屋さんの守備範囲じゃ足りない。注文しても取次から入るまでに、アマゾンから買ったほうが早いし。

調剤薬局も同じです。

書店と同じように、個人の小規模な調剤薬局はなくなりましたね。

いろいろ大変なんでしょうが、利用者から見れば、小規模書店と同じです。医療で使われる薬の種類は増えて、個人の在庫じゃ対応できないんでしょう。

しかも、薬は緊急度が高いですからね。具合が悪い身体で薬局に行って、ありませんと言われると、ダメージが大きいです。

そのことがあって以来、僕は大手チェーンの薬局で(僕自身の処方箋の薬が)いつも手に入る薬局を決めて、たいていの処方箋はそこに持っていくことに決めました。

僕が定期的にかよっていた大学病院とは、まったく違う地域ですが、「どの処方箋を受け付けます」ですから、関係ないですよね。

個人の調剤薬局が激減したのは、経営されていた方には申し訳ありませんが、当然の帰結かなと思います。

病院ごとに別の薬局にすると、面倒くさい僕の特殊事情

僕は、一時期、外国に居住していたことがありました。住民票を抜いてしまったので、健康保険証もありません。でも、定期的に日本の病院で(自費で)受診して、薬の処方箋ももらっていました。

処方箋をもって調剤薬局にいって薬価10割で支払いするんですが、これがはじめての薬局だとめんどくさい度200%です。保険がないのか? ほんとに良いのか? とか。

この国は、国民皆保険なので、その恩恵は計り知れないと思うのですが、その外側になると彼らのルーティーンじゃなくなるので、扱いに困るようです。

保険料を払えなくて健康保険証がないと思ってるんでしょうか? もちろんそう人もたくさんいるそうですけど。調剤薬局が、念を押すところじゃないよね。処方箋をもってるんだからさっさと調剤してよ。

「かかりつけ薬局」ならこういう面倒な問題はないわけです。支払いのときにいちおう確認してきますけどね。それは薬局側としては当然なので、そこに文句を言うつもりはありません。

かかりつけ薬局を大手チェーンに決める理由

大手チェーンは、やっぱり在庫が多い。その店になくても周辺から入手するのも早い。

僕はいまの薬局に決めたのは、ほしい薬がここしかなかった、というのが理由です。

僕は一時期ペンタサという薬を処方されていました。日本に住んでいるときは保険なので、ペンタサそのものを買っていたのですが、外国に居住して薬価10割になったので、安いジェネリックを購入したかったんです。担当医も認めてくたので。

ペンタサのジェネリックはメサラジン(成分名ですけど)。複数の製薬会社から発売されているのに、問い合わせた複数の薬局には取扱がありませんでした(どれもチェーン店なんですけど)。

門前薬局にもない。

で、御茶ノ水のあたりなら、病院も多いし、あるかもしれない、と思ったわけです。

僕の感はあたって、御茶ノ水の1件の調剤薬局で入手可能でした。その場でなくても、すぐに調達してくれるし(僕の場合は、数日待ってもかまわないので入手さえしてくれればいいんです)。

今は、ペンタサは必要なくなりましたが、それ以来同じ薬局を使っています。

残念ながらその店舗はなくなってしまいました。でも同じグループの店舗が隣にあった(何で隣なんでしょうね?)ので、利用しています。

まとめ

調剤薬局は、病院ごとに近くの薬局に行くのはやめて、きまった薬局が便利だよ、という話でした。

とにかくかかりつけ薬局は

  1. 大手チェーン
  2. 自宅か勤務先に近い
  3. 必要な薬があるか、調達してくれる

ところを選ぶのがオススメです。

かかりつけ薬局の趣旨だと、担当の薬剤師があれこれチェックしてくれるということなのですが、僕としては、別にチェックしてくれなくていいです。ただ、過去の履歴があって、必要な薬が手に入って、事務的に処理してくれるところ、これがいちばんです。

何度も言いますが、

病院に行った帰りに薬をもらうなら、
病院の近くの薬やなんかパスして、
自分にとって便利そうな薬局を探しましょう。

体調が悪すぎて今すぐ薬を貰いたい、という場合もあるでしょうけど。そのときだけ近くで処方してもらい、再診のときはかかりつけ薬局に処方箋を出すのをオススメします。

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