ひどい偏頭痛が繰り返し起きると思ったら外耳炎で化膿していた。妻に起こった症状です。
鎮痛剤を飲んでも効かず、偏頭痛の薬を飲んでも効かず、内科に行って診断されました。
処方されたのは抗生物質。かってに鎮痛剤を飲み続けたら重症化しいたかもしれません。
以下、妻の症状を紹介します。
頭痛で目が覚めた
あまりの頭痛で夜中に目が覚めるほど。痛みは右の後頭部でした。
とつぜんズキズキしはじめ強烈な痛み。しばらくすると収まるのですが、また急激に痛くなる、の繰り返し。
痛みが訪れるパターンははっきりせず頻度も分かりませんが、とにかく急に痛みが訪れるようでした。
偏頭痛かと思った
妻は、もともと頭痛持ち(偏頭痛)なので、いつもは頭痛が始まるとロキソニンを飲んでいます。ひどくなると頭痛外来で処方された偏頭痛の薬(デパケン)で抑えるようにしていました。
だから今回も偏頭痛だと思ったわけです。しかし、この痛みは普段と症状が異なっていました。
それは頭痛の場所を触ると痛みを感じるということです。
ふつうの普頭痛でも触ると痛いことがありますが、今回は触るとかなり痛いらしい。
すでにロキソニンを数回に分けて飲んでも効かなかったので、手元にあった偏頭痛の薬(デパケン200mg)を2錠飲みました。
頭痛だと疑わなかったのが理由です。
偏頭痛の薬が効かなかった
デパケンを飲んでしばらくは、妻は治ったと思ったようです。
が気のせいでした。
しばらくすると痛みがぶり返し、数時間するとまた痛みがやってくるという状態でした。
このときは、まだ頭痛だと思っていたのですが。
耳の後ろ、リンパが腫れている?
夜、痛みは和らいできたものの、治ってはいませんでした。
妻は気になるのか痛い部分を触っていると、耳の後ろに腫れている部分があるの気づきました。
耳の後ろリンパのあたりです。
昨日、耳の入り口を引っ掻いていたことを思い出したようです。
そいえば、耳の入り口が痛いと行っていました。耳の入口をよーく見ると、かすかに赤くなっていますが、傷という感じはありません。
耳の入り口を引っ掻いて、リンパが腫れたのかな、と思っていました。
内科に行く
とりあえず近くの内科に行きました。
診断は外耳炎。
Webで調べると急性化膿性限局性外耳炎という名前を見ますが、たぶん妻の症状もこれだと思います。
医師はそこまでの名前は言わなかったそうです。だから、本当に急性化膿性限局性外耳炎だったのかは不明ですけど。
もし急性化膿性限局性外耳炎と言われても、こんな長い名前、診断書でももらわないかぎり覚えられないですよね。普通は患者に言わないんじゃないかな。外耳炎と言われるだけで十分な気がします。
腫れている部分は膿が溜まっているとのこと。
処方された薬は、抗生物質(クラビット)と抗炎症剤です。
膿がひどく大きくなったら針で膿を出すそうです。
妻は、薬を飲んだその日のうちに痛みはかなり和らいだようです。でもまだ痛みがあるらしい。
抗生物質は5日分処方されたので、全部飲み切るころには治っているでしょう。
まとめ:自分で判断は禁物
頭痛だと思ったら外耳炎だったという妻の例を紹介しました。
妻は頭痛持ちだったので、鎮痛剤(ロキソニン)、偏頭痛の薬(デパケン)をはじめに飲んだわけですが、考えてみれば勝手に薬を飲むのは危険ですね。
頭痛が治らないと、勝手に薬を飲み続けなくてよかった。
頭痛って、僕にも起こるし、一般的な症状ですよね。これが胸の痛みとかだったら、もっと早く病院に行っていたわけです。
もしかして、もっと軽い頭痛だったら、ロキソニンかデパケンを何日も飲み続けていたかもしれませんね。
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何らかの症状があって、頭痛、腹痛、単なるカゼと思っても
いつもと違う
治る気配がない
のを感じたら、市販薬や手元にある薬を勝手に飲まないで、はやく病院にいきましょう。
そんな思いを強くもった体験でした。
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