歯ぐきにできる白いフィステルは放置するとどうなる?

虫歯・歯周病

歯ぐきに白くポツンとできるもの、先がぷにゅぷにゅしてたらフィステルかもしれません。

フィステルは、激痛のあげくできる場合もあるし、痛みもなく突然できることがあります。

痛みがないフィステルは放置しがちですが、問題がかならずあるはずです。

歯科医では、白いワイヤー状のものをフィステルに刺し、歯ぐきの奥まで到達させてレントゲンを撮ります。

放置すると抜歯になることもあります。

フィステルができる原因、治療法をご紹介します。

フィステルとはどんなもの?

 

歯ぐきの奥に膿がたまり、膿の通路ができ、表面に現れたものがフィステルです。瘻孔とも呼ばれます。

歯ぐきの奥まで膿の通路がつながっています。

サイズは、小さくポツンとできるものから、口内炎と間違えそうな大きさもあります。

フィステルと間違いやすい症状に骨隆起というのもありますが、これは、歯を支えている歯槽骨が隆起したもの。

触ってみると違いが分かります。

骨隆起は硬く、指で押してもカチカチですが(僕は上歯ぐきに1か所あります)、フィステルは柔らかく、皮膚にでいるおできのようにぷにゅぷにゅしています。

フィステルができるとき、自覚症状がある場合と、ない場合があります。

僕は、どちらも経験してしまいました。

激痛の後にできる場合

1度目は、虫歯が悪化し、神経がやられ、根に細菌が繁殖してフィステルができました。

フィステルができる1日くらいは、激痛で眠ることはもちろん、何も手に付かない状態になりました。ロキソニンを2錠飲んでもぜんぜん効きません。

一晩中痛み、朝になってようやく治まりましたが、歯ぐきはニンニク1片くらいに腫れ、フィステルがポツンとできていました。

フィステルができたおかげで(?)激痛治まったんです。

理由は、歯の根の周囲が化膿し、膿の行き場がなくなり、周囲の圧力が高まり激痛になったようです。

膿の出口ができたので、圧力が減り、痛みが治まったわけです。

おできがズキズキして、おできが破れて膿が出ると楽になる経験ありますか? 同じです。

歯科で根幹治療して、クラウンをかぶせて治療は終了しました。

自覚症状ない場合

自覚症状がないのにフィステルができる場合があります。

疲れているとか、体調が悪いときに繰り返しでる場合があります。

自覚症状がないと放置してしまいがちですが、原因があるはずなので、放置しないほうがいいですよ。

僕の2度目のフィステルは、痛みがなかったので1年も放置して、抜歯になってしまいました。

歯ぐきが腫れ、痛みが出てようやく歯科に行ったときには、手遅れだったんです

フィステルができる原因

 

歯の根の周囲が細菌に感染する理由です。

虫歯

虫歯が進行し、神経(歯髄)に細菌が感染して、膿がたまる場合です。

激痛だった僕のフィステルはこれが原因でした。

歯周病

歯周病は歯と歯ぐきの間に細菌がたまり炎症ができる病気です。

歯周病の場合は、歯と歯ぐきの間の歯周ポケットから膿が出ることが多いようですが、神経が死んで感染した場合に起きるようです。

歯の根の破損

歯の根が折れたり、ヒビが入ると、その部分が細菌に感染することがあります。

歯ぎしりや食いしばりが原因の場合や、かみ合わせ・クラウンが合わないなども原因になるようです。はっきり分からない場合も多いようですよ。

治療済みの歯根が劣化した

虫歯が悪化して神経を取った場合、歯の根に空洞ができます。空洞には薬を詰めて塞ぐのですが、この歯根部分が劣化して根が感染する場合があります。

神経を取ったあとに薬の充填が不十分な場合もあるし、ひどい治療では、何も入れず空洞のままという場合もあります(以前はそういう治療がありました)。

空洞の部分に細菌が感染してフィステルの源になります。

レントゲンで見ると空洞の根は一目瞭然ですけどね。僕は、別の歯科医院で指摘されて、再治療しました。

フィステルの治療

 

 

まず、どこから膿が出ているのか特定することから始まります。

フィステルができている隣の歯に原因がある場合もあるので、レントゲンで確認します。

フィステルの部分から白いワイヤー状のものを差し込んで、膿の通路を奥まで進み、レントゲンでチェックします。

それでも、特定できない場合もあるようですが。

抗生物質(一時しのぎ)

原因が分からないとき、抗生物質を処方して様子見になることもあります。

一時的にフィステルが治ることもありますが、根本的な解決ではないと思いますよ。

体調が悪いとか、ストレスで再発する場合もあります。要するに治ってないからです。

歯の根にできた病巣は、その部分を除去しないと治らないと思います。

 

関連記事>>>歯科で処方される抗生物質では完治しない

抜歯

細菌感染がひどいと抜歯になる場合があります。

僕の2度めのフィステルは、結局、抜歯になりました

自覚症状がなかったものが、1年経つうちに、歯ぐきの外側も内側も腫れるようになり、痛みも現れ、歯医者に言ったら、レントゲンでは歯の根の周りが黒く空洞になっていました。

抜歯するかどうかは歯科医によって診断が異なるので、セカンドオピニオンを求めてもいいと思います。

ただし、歯科医ホッピングしている間に、まわりの歯も悪化することがあるので、早めに決断したほうがいいですよ。

無理に残しても、数年しか持たない場合もありますから。

外科処置

歯根端切除といって、歯肉にメスを入れて、感染している歯の根の先を切除し、膿を取り出し、薬を詰めて縫合する方法があります。

抜歯してから、膿を取り出し、消毒して歯を元に戻す、再植術という方法もあるようです。

どちらの処置も、歯が折れていないとか、まわりの骨が溶けていないなど、条件が揃わないと無理だと思います。

まとめ

フィステルは、どこかに原因があるはずです。

とあえずフィステルが治っても、きちんと調べるか、定期的に歯科医院で検査してもらいましょう。

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