日中も寝るときも着圧ソックスがむくみに効くのは理由がある

足がだるい・むくみ

足のむくみ、だるさに効く着圧ソックス。着用する前はホントに効果があるのか半信半疑でした。

足を圧迫したら血行が悪くなるだけじゃない?

と思ってたんですね。同じ気持ちの人は多いと思います。

 

僕は、下肢静脈瘤で病院にいって着圧ソックスを使うようになったんですが、使いだしたら快適なんですよ。

日中はほぼ着用しています。

 

なぜ、着圧ソックスはむくみを取るのか、体験を元に僕が理解できた範囲でご紹介します。

むくみの原因

 

むくみは、長時間の立ち仕事に多いですね。長時間座っている人にも起こりやすいです。

 

血液は、動脈を通って体の隅々まで届けられ、静脈を通って心臓に戻ります。

二本脚歩行の人間にとって、足にたまった血液を戻すのは負担がかかるりますよね。

 

そこで、ふくらはぎには、血液を心臓まで戻すのを手助けするポンプ機能が備わっています。血流が逆流しないように弁もあります。

 

ふくらはぎの筋肉が弱ったり、逆流防止の弁がうまく機能しなくなる、血液を心臓まで戻す力が弱りむくみを生じます。これはおもに下肢静脈瘤と呼ばれる症状です。

 

下肢静脈瘤は、足の表面の静脈がボコボコに目立ったり、渦を巻くようになってしまう症状です。

身体の緊急性はないので、放置しても困りませんが、見た目が悪いし、足のだるさにつながります。

 

似たような印象を与える症状に、エコノミークラス症候群があります。別名深部静脈血栓症と呼ばれます。

足の内部の静脈に血栓ができて、それが肺まで流れ、呼吸困難、胸の痛みを引き起こす、危険な病気です。

違いについては、
エコノミークラス症候群と下肢静脈瘤は何が違う?
という記事を書いたので参考になるかと思います。

着圧ソックスが効く理由

 

着圧ソックスは、弾性ストッキング、着圧ストッキングとも呼ばれます。どれも同じ。

ストッキングの圧力で足を締め付け、溜まる血液を減らそうというものです。

 

なぜ締め付けても身体に悪くないのかというと、

着圧ソックスで締め付けられるのは、毛細血管のような表面の細い静脈だけだからです。

 

足の静脈には、皮膚の表面にある静脈と、足の内部にある深部静脈があります。

深部静脈は、表面の静脈から血液を集め、心臓に戻す幹線の役目をする静脈です。

 

着圧ソックスでぎゅっと締め付けることで、表面にたまっている血液を太い幹線に送り込み、血液の戻りを手助けすることになるんですね。

 

静脈の血液が心臓へ戻るのが活性化されると、幹線の静脈の血流が活発になるので、血栓もできにくくなります。

エコノミー症候群は、長時間同じ姿勢でいることで、足の奥にある静脈に血栓ができるのが始まりです。

歩かないと血液が悪くなり、血栓ができやすくなりますから。

 

着圧ソックスの作用で、奥にある静脈の血液が良くなれば、血栓ができるリスクも下がるわけです。

病院では、入院している患者の足にカバーをかけ、ポンプで定期的に圧力をかける装置があります。手術後、寝たままで血栓が生じやすくなるリスクを避けるのが目的です。

 

僕も、腹腔鏡手術のあとに数日間着用していました。

ふくらはぎに圧力をかけることは、医学的にも効果があるわけです。

自分に合った圧力を探す

着圧ストッキングの締め付けは圧力の数値で表されます。

20hPa以下:軽いむくみ対策
30hPa  :ひどいむくみ
40hPa以上:医療用

※hPaは圧力を表す単位。天気予報でも使われているヘクトパスカルです。

圧力の強さは部分によって違っていて

足首(最強) > ふくらはぎ > 太もも

が効果的とされています。

 

足に血液がたまらないようにするには、理にかなっていますね。

とは言うものの、発売されている一般用製品には、足首よりもふくらはぎの圧力が高い製品もあります。

 

僕が今使っているのは、このタイプ。でも、使い勝手は代わりませんね。

医療用としては理想じゃないかもしれませんが。

 

圧力の強さは、

日中は20hPa以上でも安全
寝るときに使うのは20hPa以下が安全

を基準にするのがいいでしょう。

 

就寝中に締め付けが強すぎると、血行が悪すぎて足先の冷えにつながるので注意してください。

それに、長時間同じものを着用すると、不潔ですし皮膚がかゆくなることもあるので注意ですよ。

 

僕は、寝るときに足のだるさを感じることが多いので、夜も着用することが多いです。

医療用の圧力になってくると履くのが大変です。看護師さんの話では、高齢者が自分で履くのはかなり困難だということでした。

 

医療用は通販で個人でも入手できますが、ほんとに圧力がキツイので、最初は医師の指導で使うのがいいと思いますよ。

 

自分の判断で着用するなら、圧力が低い一般用が無難です。とくに女性用は、製品が多いので入手しやすいです。

 

男性用は選択肢が少ないのが弱点です。

僕は女性用を利用していますけど(色は黒です)、快適ですよ。

 

着圧ソックスは1枚だと不便です。自分で使うまで気づきませんでした。

女性はタイツを利用するから当然でしょうけど、着用ソックスは靴下と同じで洗濯が必要です。

 

僕みたいに毎日使う場合は、2枚でも不便です。

毎日洗濯しなければいけないですからね。僕は洗濯は、洗面台でちゃっと洗いますが、それでも毎日洗うのはめんどいです。

 

なにより毎日同じものを履いていると、確実によれよれになるんですよ。へたるのが早い。

 

生地がくたびれてくるとせっかくの加圧効果がだいなしです。同じものを複数枚持っておいて、使いまわすのがいい。

 

3枚あれば、ローテーションが楽になります。

 

ちなみに僕が買っているのは、着圧ソックス【Sulali Slim(スラリスリム)】

男性だったら広告や商品パッケージを見ると、ドン引きするかもしれません。どう見ても女性用ですからね。これを買っているところを人に見られたら、女装が趣味、と思われるかも。

履いて寝る!スッキリ美脚【Sulali Slim(スラリスリム)】

 

 

 

でも、これ男性でも履けるんですよ。ものすごく収縮性が高いんです。

上の写真で僕が履いているのがまさにこれ。僕は身長が175cm、体重も70kg近くあって、決して細いタイプではないですが、ちゃんと入ります。

 

エラスタン繊維を使っていて、伸縮性は500%。足の部位ごとに加圧の強さが変えられています。

一番加圧が強いのはふくらはぎ部分。18.9hPa程度の圧力なので医療用にはおよびませんが、睡眠中にも安心して履けます。それに、これでもじゅうぶんに「圧」を感じますよ。

 

次に圧力が高いのが、膝上と膝下部です。だからなのか、膝がぎゅっとしまって気持ちいいです。感心するのが、膝下と膝上の圧が強いことで、ずれ落ちにくくなっていること。よくできてます。

 

足先が空いているオープントゥタイプなのも気に入ってます。むれを防止できるので。

 

この着圧ソックスの長さは、膝より上まであるニーハイタイプ(この言葉、初めて知りました)。

 

最初はそんなに長いのはうっとうしいかと思って、上の部分を折って膝下の長さにして履いていましたが、試しにあるとき折らずに履いてみました。

 

するとこっちの方が断然、気持ちいい!! ニーハイにする意味があるんですね。

 

着圧ソックスを履いて寝るのは、はた目にはちょっとおかしな光景かもしれませんが、すぐ慣れます(妻ももう慣れたと言っています)。

 

スラリスリムは1枚からも買えるし、3枚セットや5枚セットもあります。

 

僕は最初に1枚買ってみて、効果を実感できてから3枚セットを買いました。で、結局1枚は妻に取られて、いまは夫婦で愛用中。僕は、計3枚を使いまわしています。

 

僕たちみたいに、夫婦やカップルで使うという人ならなおさら複数枚買っておくと割安感があると思います。

公式サイト

まとめ

着圧ソックスが、足のむくみや、下肢静脈瘤、エコノミー症候群の防止に役立つ理由と、自分に合った圧力について紹介しました。

 

1年ほど着用して思うのですが、着圧ソックスは、冬は保温にもなって快適です。真夏はちょっと汗をかきますけど、使わないときの足の不快さを考えると手放せません。

 

立ち仕事が多い、デスクワークで、足のむくみ、だるさが気になるなら効果を感じますよ。

 

着圧ソックスは圧倒的に女性用が多くて、男性用は探さないとなかったりするのですが、先入観を捨てて女性用を試してみるのもおすすめです。

 

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