いちばん奥歯(7番)の抜歯のあと、放置でも大丈夫?

口の健康

いちばん奥の大臼歯を抜歯と言われ、その後に「インプラント」「ブリッジ」「抜歯のまま放置」のうちどれを選べば良いか迷っている人は多いです。

歯には番号がつけられています。中央か順に1番、2番、、、いちばん奥の歯は7番と呼ばれます(親知らずは8番)。

 

 

7番を抜歯して放置している人は多いのですが、いざ自分が抜歯するとなると気になりますね。

かみ合わせの反対側の歯に影響があるという歯科医もいるし。

歯医者によっても言うことが違います。

 

実際のところ、上の7番は抜歯のまま放置しても問題ないことが多く、下の7番は上の歯が下がってくることもあるので対策(というより覚悟?)が必要になります。

どんなことに気をつければ良いのか、歯医者でアドバイスされる治療法にはどんな種類があるかご紹介します。

自分で納得しないまま歯医者の提案を受け入れると後でモヤモヤします。あらかじめ自分の考えを持っておけば、歯医者の提案を自分で判断することができますよ。

「上の歯」「下の歯」の抜歯で違いがある

上の7番なら抜歯のままでもトラブルが少ない

上の歯の7番なら、抜歯のまま放置してもかまわないという歯科医は多いです。

放置している人も数多くいます。

抜歯すると、かみ合わせの反対側や隣の歯に影響がでます。それは誰にでも起きるはずですが、まわりの歯に影響が少なく本人に違和感が少なければいいわけです。

いちばん奥、7番が抜けたままにする考えは短縮歯列といって、1980年代にオランダで提唱されました。

短縮歯列は、インプラントやブリッジで積極的に治療しなくても「放置して平気じゃないの」という考えです。

医者によって意見の一致はないので、セカンドオピニオンが反対の提案なんてことはよくあるケースです。

下の7番だと上の歯が下がってくる?

下の7番を抜くと、かみ合わせの上の7番が下がってくると言われています。

人によって違いますが、上の歯が下がる話はよく聞くケースです。

ただし、抜歯して何年もたつけど変わらないという人もいるので、ほんとに個人差なんだと思います。

上の歯が歯周病などで、歯ぐきの土台が弱っていると下がりやすいという歯科もいます。「絶対にここうなる」という予測はできないんですね。

断言する歯科医がいたら、別の歯科医で確認してみましょう。

奥歯7番を失ってもかまわないという考えでは「抜歯のとなりの6番が、上の7番にも当たっていれば、上の歯は下がりにくい」と考えられています。かみ合わせによって個人差があるんですね。

もし下がってきたら、歯科矯正で戻す方法もあります。

歯全体の矯正にくらべて治療費が安いらしい。ただし自費診療ですが。

上の7番と6番を連結して下がらないようにする治療もあります。

ただし、自然の歯に手を加えたくないですよね。削った歯はもとに戻りませんから。

抜歯の直後に連結する必要はないので、ゆっくり考えましょう。

抜歯のあとにインプラント、ブリッジ、入れ歯は?

7番インプラントはアゴの状態で左右される

 

いちばん奥の7番にインプラントが埋め込めない場合もあります。

理由は

下の奥歯の根本には神経が通っていて、奥になるほど神経に近くなるため、埋め込んだインプラントが神経に接触するリスクが高い。

下の親すらずを抜くときにも、言われる人が多いと思います。

僕の親知らずも神経に重なっているので、抜歯しないほうが良いと言われて放置しています。

あと、女性に多いようですが奥のアゴの骨が薄くてインプラントができない人もいます

インプラントは、ネジを埋め込むアゴの骨の深さが必要です。

インプラントは、その後のメンテナンスが必要です(普通の歯のように歯みがきやフロスすることと、定期的に歯医者に行くという普通のことなんですけどね)。

インプラントのまわりの清掃が不十分だとインプラント歯周炎になってしまいます。悪化すれば歯周病です。7番の抜歯の原因が歯周病だったとしら、同じことの繰り返しになってしまいます(1度目に比べて状態は悪くなりますよ)。

そもそも、口が小さくて7番のインプラントは無理と言われてしまう女性もいます。

6番と5番のブリッジは負担が大きい

ふつうのブリッジは両側の歯で支える

 

ブリッジは抜歯の歯を両側の歯で支える方法です。

7番にはその奥の歯はないので、隣の6番、5番をかぶせて奥にはみ出す形になります。延長ブリッジと呼ばれる形式です。

延長ブリッジだと、両側で支えられないので、となりの5、6番に大きな負担がかかります

さらにブリッジにする5・6番が健康な歯だと「ブリッジのクラウンをかぶせるために削らなくてはいけません」。

健康な歯を削るのは抵抗がありませんか?

治療した歯が多くなると、治療していない歯は貴重ですからね。

他を削ったり負担をかけるくらいなら、悪くなった歯だけにとどめたいと僕は思っています。

7番の入れ歯は使い勝手が悪い

入れ歯はどの歯を入れ歯にしても支えが必要です。保険の6番なら両側に金属のフックで支えるのが一般的です。

自費だと樹脂のフックのタイプものありますがどのタイプにしても支える部分が必要になります。

僕は6番に樹脂の入れ歯が入っていますが、両側の支えがあっても噛む力が落ちました。

7番に入れても噛まなくなるのではないかと思います。

とりあえず放置して、あとで考える

抜歯してもすぐ治療できるわけではありません。

普通は、1か月以上放置して、抜歯の穴が治まってから次の治療をはじめます。

インプラントには即治療を始める治療法もありますが。

 

抜歯の直後は、抜歯のあとが血で埋まっていてとても放置できないと思うのですが、1か月以上たつと歯ぐきになってきて、そこに食べ物があたっても気にならなくなってくるんですよ。

硬く尖った食べものは痛いですけど。

 

歯ぐきの穴が気にならなくなると抜歯の精神的なショックも治まってくるので、その後どうするか落ち着いて考えられるようになると思います。

細菌の感染など、緊急に抜歯しなければならないことはありますが、抜歯のあとの治療方針を1日2日で決める必要はほとんどありません。

 

抜歯のあとの方針が納得できないなら他の歯医者にも相談するのがいいですよ。

急かす歯医者なら、やめてさっさと別の歯医者に移りましょう。

 

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