ひどい足首のだるさは集中力を欠きますね。
日によって、楽な日と辛い日がありますが、上体が悪いと座っているだけでも修行のようです。
足首がだるくてたまらないときその場でできるストレッチと、寝る前行う強いストレッチを紹介します。
デスクワークで足首がだるくなる理由
デスクワークで足首がだるくなるのは、おもに2つの理由です。
- 足を動かさない
- 椅子で太ももが圧迫される
足のむくみを水分の摂りすぎと思う人もいますが、そうではなく、「足の水分が上半身に戻せない」のが原因です。
ひどいだるさが続く、ふくらはぎの血管が浮き出てきた、などの症状があったら下肢静脈瘤の可能性もあります。
専門クリニックによると下肢静脈瘤は急を要する病気ではないので、あせらず自分に合った病院を探してみましょう。
とりあえず今できる対策はストレッチが有効です。
座ったままできる対策
足首がだるくてたまらないときにデスクに座ったままできるストレッチを紹介します。
基本は、「足首をよく回す」「足の奥を伸ばす」「アキレス腱を伸ばす」です。
紹介するストレッチは、片足ずつ行いましょう。
片足でその場つま先立ち
椅子に座ったまま、片足だけかかとを上げてつま先立ちします。
ふくらはぎを刺激し、たまっている水分を上半身に戻す作用があります。なので、足首とふくらはぎにグっと力を込めましょう。
ふくらはぎにも力を入れるといいんですが「足がつる」場合があるので気をつけてください。
足を左右に曲げる足首のストレッチ
足を左右に曲げて足首を伸ばしましょう。曲げるというより「ひねる」感じです。
「捻挫するときの足首」ですね。
捻挫のひねりは足が内側に倒れる場合がほとんどですが、反対のひねり「足の裏を外側にひねる動き」も気持ちがいいので試してください。
片足を伸ばして行うストレッチ
上に紹介したのは、椅子に座ったままの姿勢で行うストレッチでしたが、こんど紹介するのは、片足を伸ばして行うストレッチです。
- 思いっきり足の甲を伸ばします。
- その後、つま先を思いっきり手前に引き、ふくらはぎを伸ばします。
どちらも力いっぱい行うと気持ちいいです。
足がつりやすい人は甲を伸ばすとき気をつけましょう。
寝る前に行うストレッチ
足首がだるいと「気持ちが悪くて眠れない」ことが多くないですか?
「足の下にクッションを敷いてもだるくて効果ない」人は強めのストレッチをしましょう。
ストレッチは副交感神経を高めリラックスに役立つと言われていいますが、今するのはもっとキツめのストレッチです。
むしろ交感神経を高めて血流を良くしてから、あとは一気に副交感神経を優位にする感じ。
正座で上体を倒す
伸びるのは足の甲と太ももの表面です。
- 正座して床に座ります。
- 上体を後ろに倒し、足の甲と太もものの表面を伸ばします。
- できれば背中が床につけると効きます。
床に直接座ると痛いのでヨガマットなどを敷くといいですよ。
腰痛の人は良くなってから行ってください。
片足の足首と太ももを伸ばす
片足をまっすぐ伸ばし、反対側の足は外側に曲げて座ります。
足首を床に当てて伸ばしたまま、ゆっくりと上体を後ろに倒していきます。
正座で後ろに倒すより腰に負担がかかりません。
呼吸を止めずに、身体を倒したまま10秒以上静止しましょう。
もっとも意識して伸ばすのは足の甲。次はふくらはぎの前面です。
つま先立ち
床に立ち、両足でつま先立ちします。
つま先立ちで足の甲を伸ばし、同時にふくらはぎを刺激して溜まっている水分を上半身に戻します。
つま先で立ったら、ゆっくり戻す動作を20回続けます。
かかとは床につくギリギリで止めて、繰り返すとより効果的ですよ。
着圧ソックスを利用する
足首のだるさを解消するにはストレッチが有効ですが、はじめからだるさを防げればいちばんいいですね。
着圧ソックス(弾性ストッキング)は、伸縮性のある素材で足を締め付けて、足にたまる血液を防ぐ働きがあります。
着圧ソックスのほとんどは女性用で、脚やせ効果が強調されていますが、足のだるさ防止に使えます。
僕も医者に勧められたのは着圧ソックスでした。

僕は男性ですが、女性用の着圧ソックスを利用しています。
着圧ソックスはもともと締め付けるためにあるので、女性用でも履けてしまうんですね。僕は足が太いほうなのですが、それでも普通に履いて仕事もしています。
女性用のほうが商品が多く競争があるので良いものが多いと思いますよ。

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