ヘモグロビンの数値が7.5で入院。正常値に戻るまでの期間は2ヶ月だった

貧血、低血圧、血管

ヘモグロビンが7.5まで下がり入院して鉄剤を点滴。

退院後は鉄剤を飲み続け、正常値になるまで約2ヶ月かかりました。

ヘモグロビンが急に減るときは内蔵の出血などハッキリした原因があることが多いようです。

胃・小腸・大腸にできた複数の潰瘍からの出血が原因でした。

食事は普段どおりでしたが、鉄分の吸収を助けると言われるビタミンCサプリは避けました。

その間の、僕の体験をご紹介します。

ヘモグロビンの正常値

ヘモグロビンの正常値は僕の検査結果の、男性で13〜16、女性で12〜14くらい。

人間ドック学会では細かく決められています。

引用:日本人間ドック学会 https://www.ningen-dock.jp/public/method

 

基準値は検査機関や病院の考え方で違うようです。僕が入院した病院の標準値は、14.0〜18.0でした(多分男性の場合)。

僕が検査した病院の基準値

 

基準値をどのくらい下回ったら入院なのかは、担当医の判断で変わると思います。

ヘモグロビン7.5で入院:そのときの自覚症状

僕が入院したときのヘモグロビンの値は7.5でした。

僕はふだんから血圧が低めで最高血圧が100前後は珍しくないのですが、ヘモグロビンが低いと言われたのは初めてです。

ヘモグロビン7.5の状態はというと、

  1. 地下鉄を降りて改札階まで階段を歩いて登ったところでフラフラ
  2. 視界が黄色くなり、力が入らなくりました。

頭がぼーっとした感じで、何をやっても動作に力が入らない状態でした。

数分間、立ち止まって休憩後、歩いて病院までいきました。駅から病院までは5分くらいです。

 

血液検査の数値、僕の顔色、症状を聞いて安全のために入院をすすめられました。

ヘモグロビンの値によって、誰にでも同じ基準で入院するわけではないと思います。

僕の場合も「どうしても入院は避けたい」と言えば入院しなくても良かったのですが、貧血で倒れる場合があるので管理しやすい入院となりました。

入院直後は出歩く範囲も病室付近に制限されました。

ヘモグロビンが下がった原因は潰瘍の出血

ヘモグロビンが下がった原因は、僕の場合は、胃・小腸・大腸にできた潰瘍からの出血でした。

潰瘍ができた原因は、鎮痛剤の飲み過ぎだったようです。頭痛がひどくてロキソニンやアスピリンを連続して飲んでしまいました。

ヘモグロビンが急激に低下するには原因があります

  • 女性は月経、子宮筋腫、
  • 男性の場合は消化器官からの出血

が強く疑われるようです。

男性は、潰瘍からの出血、大腸がん、大腸ポリープなどが原因のことが多い。

鉄分だけ飲んでれば治るということではないんですね。

ヘモグロビンの値がかなり低い場合は、早目に検査したほうが良いとのことです。

入院での治療は、鉄剤を点滴で入れた

点滴した鉄剤

ヘモグロビンをふやすための治療は鉄剤の点滴のみでした。

「フェジン静注40mg」という薬を1日1回。

 

ヘモグロビンが減った原因は潰瘍なんですが、その治療は特になし。

カプセル内視鏡と大腸内視鏡の結果は、潰瘍が治りかけということで絶食して点滴のみで暮らしました。

 

僕の場合、ヘモグロビンの低下の原因が潰瘍からの出血だとわかり、潰瘍も治り始めていることから特別な治療はなかったのだと思います。

入院は約2週間入院。入院期間のほとんどは原因を特定することと、絶食から普通の食事に戻すための日数です。

退院のときのヘモグロビンは8.6でした。

まだ低いですが、原因の潰瘍が治まったことで退院することになりました。

自宅で鉄剤を2ヶ月飲む

鉄剤の外観

 

ヘモグロビンのために処方されたのは鉄剤です。

クエン酸第一鉄Na 50mg

です。

処方は朝晩、食後1錠ずつ。1日2錠です。

 

鉄剤が飲めない場合は?

鉄剤を飲んで「気持ちが悪い」「胃がもたれる」という副作用があるそうです。

知人の女性で飲めなかったという人がいました。

鉄剤を飲んで胃腸が不調になる場合は、同じ効果を持つ別の薬に試しながら負担の少ない薬を選んでいくそうです。

我慢しないで相談するようにとのことでした。

 

便が黒くなった

僕は副作用は感じませんでしたが、便の色が黒っぽくなりました。

 

便が黒くなる理由は、吸収されなかった鉄分が酸化して排出されるためです。

僕の場合、真っ黒ではありませんが黒緑みたいな色でした。

 

鉄剤はお茶で飲んではいけない?

以前、僕は「鉄剤はお茶で飲んではいけない」という話を聞いたことがあるので薬剤師に確認したところそれは昔の常識なんだそう。日本内科学会でも指摘されていました。

医療用に処方さえれた鉄剤は、お茶を飲んでも吸収を阻害することはないそうです。

医療情報は日々新しくなるので昔の知識が変わることはよくありますね。

 

退院10後のヘモグロビンの値は11.1

退院してから約10日後に血液検査したところ、値は11.1でした。

なかなか上がりません。

2ヶ月後:ヘモグロビンの値は14に回復

退院してから約2ヶ月後に検査したところ値は14.0。

なんとか正常値の下限に達しました。鉄剤の処方はなくなりました。ヘモグロビンが身体に蓄積されるまで3〜4ヶ月は鉄剤飲み続けるという節もありますが、僕の主治医の判断では2ヶ月で終了しました(その前の点滴を含めると2ヶ月半です)。

さらに2ヶ月後に測ったら、14.4。ほとんど変わりません。

14に戻った検査結果

 

病気になる1年前に血液検査をしたときにの値は14.2なので、僕の正常値に戻ったということだと思います。

食事は普通、サプリは控えた

退院からヘモグロビンが戻るまでの2ヶ月間、少しだけ食事に気を配りました。

 

鉄分が多く含まれる食材のリストです。

【鉄分の多い食材】

ヘム鉄(吸収率20%)(高い)

  • レバー(鶏・豚・牛)
  • 牛ヒレ(脂肪が少なめの部位)
  • カツオ、マグロ、サンマ

非ヘム鉄(吸収率1〜5%)(低い)

  • ほうれん草、小松菜
  • 牡蠣、アサリ、ハマグリ
  • 大豆製品(納豆、きな粉)
  • ドライフルーツ(プルーン、レーズン)

 

食材に含まれる鉄分は「ヘム鉄」と「非ヘム鉄」があります。ヘム鉄のほうが吸収率が良いのですが、調理によっては塩分、カロリーを取り過ぎになのでそこそこ食べるようにしました。

 

毎日摂ったのは「ドライフルーツひとつまみ」「きな粉大さじ1杯」です。

この分量では効果があるとは思えません。

 

ヘモグロビンの回復は処方された鉄剤によるものだと思います。

 

ビタミンCのサプリは控える

食物に含まれる鉄分はビタミンCといっしょに摂ると吸収がよくなると言われています。

ということは、ビタミンCのサプリを飲んだら吸収力が増すのか? と思いますが違いました。

 

鉄剤を処方されているときはビタミンCのサプリは摂るべきでない」とのことです。

ビタミンCサプリは、さきほど紹介した内科学会の雑誌にも鉄剤の吸収にはマイナスの働きという記述があります。

 

普通の食事に含まれるビタミンCはともかく、サプリで集中的に摂るのは控えたほうが良いとのことでした。

 

結果、僕は鉄剤を毎日飲む以外は、特別、何もしていません。

鉄剤には、食事で摂れる分量の約10倍含まれているので、食事を考える必要はなさそうです。

 

まとめ

ヘモグロビン

  • 7.4で入院
  • 2週間後:8.6(退院)
  • 24日後:11.1(退院から10日)
  • 2ヶ月後、14.0

という推移で正常値に戻りました
ヘモグロビンは身体に蓄積されるまで時間がかかるそうです。

原因が分かれば、時間をかけてもとに戻すだけなので、検査はしっかりと受けるのがいいですね。

ヘモグロビンが低すぎると、貧血で倒れる危険があるので、医師の判断にしたがってください。

 

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