歯科医によっても意味が違う?クリーニングやPMTCの正確な意味を探ってみた

口の健康

PMTCという言葉を知ってますか?

歯のメンテナンスに関心がある人は一度は聞いたことがあると思います。他にもよく聞く言葉にクリーニング、エアフロー、スケーリング、ホワイトニング、いろいろあるのではないでしょうか。

ホワイトニングは歯を白くすること、スケーリングは歯石除去。エアフローは歯に粉を吹き付けて着色を取ることですが、わかりづらいのが、クリーニングとPMTC。この2つの違いははっきりしません。歯科医のWebサイトを見てもいろいろです。

調べた範囲では統一した意味はありませんでしたが、広義のPMTC、狭義のPMTCの範囲、クリーニングはわかったのでご紹介します。

歯科医院に行くときの参考にしてください。

狭い意味のPMTC

PMTCはProfessional Mechanical Tooth Cleaningの頭文字です。直訳すれば「専門家が器具を使って歯をクリーニングする」こと。

ここでいう専門家とは、歯科医師か歯科衛生士。歯科助手が行ったらNGですね。

器具というのは、歯科用ハンドピース(歯を削るときに使う道具です)や、その先に付ける専用のラバーです。プロフィーカップと言われるものです。

 

https://dental.feed.jp/product/023002470.html

 

PMTCとは、歯に研磨クリームをつけ、ラバーを回転させて歯面をきれいにしていくわけですね。英語だとcleaningなのでクリーニングしていくと言えばいいんですけど、歯科医がクリーニングという場合はちょっと別の意味をさすので「きれいにしていく」と言ってみました。

先の平らな形は歯面に、尖ったものは歯間に使います。

使われれる研磨クリームは歯を削るわけではなくて、ツルツルにみがく感じです。市販の研磨剤たっぷりの歯みがきで磨くと歯の表面がザラザラになり、かえって着色しやすくなる場合がありますが、ツルツルになると着色しにくくなるんですね。

以上が狭い意味でのPMTC。着色を落とすだけで、歯垢や歯石はとりません。

広い意味のPMTC

狭義のPMTCは歯垢や歯石はとりませんが、歯石が残った状態でPMTCを行っても意味がないので、まず先に歯石や歯垢を取ることが必要になってきます。一般の歯科医院なら、PMTCの前に先に虫歯のチェックや歯周病のチェックもしましょうというのが自然です。

そのため、虫歯や歯周病のチェックも含めたこの一連の作業をPMTCと呼ぶことが多いのです。これが広い意味でのPMTCだと考えてください

クリーニングの意味は広い

診療項目にある「クリーニング」の意味は非常に広いです。キレイにすればクリーニングになりますからね。方法よりもキレイにする目的を表した言葉と考えるといいでしょう。

なので、もし歯医者の診療項目に「クリーニング」と表示されていたら、

歯石除去+狭義のPMTC
歯石除去+エアフロー

のことだと考えればほぼ間違いないと思います。中には、

歯石除去+PMTC+エアフロー+フッ素塗布

と、「全部のせ」のような歯科医院もあります。詳しくは確認するのが一番ですね。

PMTCは保険診療なのか自由診療なのか

PMTCやエアフローも、歯周病の治療として必要と歯科医が判断すれば保険適用されるようです。

でも、PMTCを保険適用している歯科医院は少ないと思います。保険点数が少ないし、作業にかける時間も限られてしまいますから。PMTCはほとんどが自由診療です。

一般の歯科医院では、歯石除去は保険診療で行って、PMTCの作業を自由診療にしているところが多いと思います。自費診療は自由に価格を設定できるので、高くて下手なこともあります。僕は美容院の値段と同じだと思うことにしています。

PMTCを受ける頻度

広義の虫歯や歯周病のチェックを含めたPMTCになら、受ける頻度はその人の歯の状態によります。かかりつけの歯医者さんなら、3ヶ月に1度とか理想的な間隔が指定されると思いますよ。

問題がなくても半年に1度くらいPMTCを受けるといいんじゃないでしょうか。思わぬ虫歯が見つかるかもしれませんよ。コーヒーなどの多くのむ人は毎日歯みがきしていても着色は増えていきますから。

期間を決めなくても、着色が気になってきたなーとか、舌で歯をさわるとザラザラしてきたなーと思ったらPMTCを受けることをおすすめします。

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