胃に優しいアセトアミノフェン(タイレノール)は胃が弱い人にオススメの解熱鎮痛剤

胃腸
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鎮痛剤の代表は今ではロキソニンですが、おそらく世界中でいちばん一般的な製品はアセトアミノフェンです。

アセトアミノフェン(地域によってはパラセタモールという名称)は、解熱鎮痛剤の中では副作用も少く胃に優しい製品なんです。

インフルエンザ脳症の心配も低く子供でも使いやすいのが広く使われている理由でしょう。

他の解熱鎮痛剤との違い

解熱鎮痛剤は大きく2つに分けることができます。

・NSAIDsに分類される
・NSAIDsに分類されない

NSAIDsは、Non-Steroidal Anti-Inflammatory Drugの略。エヌセイズと発音されることが多いです。非ステロイド性抗炎症薬です。

ロキソニン、アスピリン、イブプロフェンなどはNSAIDsに分類されます。

アセトアミノフェンはNSAIDsに分類されない解熱鎮痛薬です。

特徴は

1.抗炎症作用がかなり少ない
2.インフルエンザでも使える(インフルエンザ脳症の危険性が少ない)
3.小児でも使える
4.妊娠中でも使える
5.胃の障害が起こりにくい

です。

ただし、NSAIDsに分類されるロキソニンやアスピリンと比べると穏やかな分、効き目も穏やかで弱いと感じる人もいます。

僕の妻は頭痛になることが多く、ひどい頭痛が続くときは頭痛外来にいったり、軽い頭痛のときはロキソニンを飲んでいるのですが、タイレノールは鎮痛作用が少くて選択肢にないようです。

アセトアミノフェンの製品名

処方箋薬

カロナール

カロナール200、300、500と1錠にアセトアミノフェンが含まれる量によって分類があります。

市販薬

タイレノールA(1錠中アセトアミノフェン300mg)
成人(15歳以上)
ジョンソン・エンド・ジョンソン株式会社

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ラックル(1錠中アセトアミノフェン300mg)
成人(15歳以上)
腰痛用の薬となっています
日本臓器製薬

http://www.nippon-zoki.co.jp/products/ippan/lackle-sp/detail/img/product_img.jpg

 

小児用バファリンCII(1錠中アセトアミノフェン33mg)
3歳以上15歳未満
ライオン

http://www.kenko.com/product/item/itm_8849941072.html

 

ノーシンホワイトジュニア(1錠中アセトアミノフェン200mg)
ジベンゾイルチアミン 3mgが含まれています。(ビタミンB1誘導体)
3歳以上15歳未満
アラクス

https://www.arax.co.jp/sp/images/ippan/genetsu07.jpg

 

子供用のほうが選択肢が多いですね。

何錠飲める?(成人)

同じアセトアミノフェンでも処方箋薬と市販薬では使用できる分量が異なります。

カロナール500:1回最大1000mg、1日最大:4000mg

タイレノールA錠(300mg):1回最大300mg、1日最大:900mg

市販薬は、処方箋薬の3分の1、1日では4分の1の分量しか認められていません。

医師の管理でない場合、鎮痛剤を必要とする原因もわからないし、他にどんな薬を飲んでいるか把握できないといった理由があるのでしょう。それにしても少ないと思いますが。

効果はおだやか

アセトアミノフェンが効いてくるまでの時間は約30分。効果は2時間から6時間持続します。

胃への負担が少ないので空腹時でも服用できて、眠くなる成分も入っていません。

僕は小腸に潰瘍ができたことがあって、それ以来主治医にはアセトアミノフェンは控えるように言われています。

ただし、アセトアミノフェンでも数日間続けて飲むと胃が重く感じます。気のせいなのか本当はわかりませんが。

いくら胃にやさしいアセトアミノフェンでも他の鎮痛剤や風邪薬と併用するのはやめたほうがいいです。

医師が処方する薬はシンプルで1つの錠剤に1つの成分のことが多いのですが、市販薬は複数の成分が入っているので、いちおう把握しておくほうがいいですね。

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