ロキソニン、アスピリン、アセトアミノフェン、イブプロフェン。単一成分の鎮痛剤を紹介するよ

薬・薬局
https://www.kokando.co.jp/products_antipyretic_analgesics.html

ドラッグストアで売られている鎮痛剤を見るといろいろな種類があります。バファリンでもバファリンA、バファリンEX、バファリンプレミアムと何種類かあるし、ロキソニンもロキソニンS錠とロキソニンプレミアムがあります。EVE錠もいろいろありますね。

胃に優しいを標榜している製品もありますがそれは胃の薬が入っているから。眠くならないを標榜しているのはカフェインが入っているから。ようするに鎮痛剤の成分に別の成分を加えているわけです。

製品によってはアセトアミノフェン+イブプロフェンとか複数の鎮痛薬が配合されているのもあります。親切な薬かもしれませんが、何を飲んでいるのか分かりにくい。

鎮痛剤を飲んだんだけどコーヒー飲んでもいいかな?と考えるのは面倒くさい人におすすめなのが単一成分による製品。

これなら、胃を気にするなら胃の薬、眠気をさますならカフェインを自分で摂ればいい。食べ合わせ・飲み合わせを気しなくていいんじゃないでしょうか。自己責任の所在がはっきりしているということです。

紹介するのは、ロキソニン、アスピリン、イブプロフェンとして知られている3種類の鎮痛剤の成分です。

ロキソプロフェン

正式にはロキソプロフェンナトリウム水和物です。
いまや非ステロイド性抗炎症薬 (NSAIDs)の代表ですね。

ロキソニンS(第一三共ヘルスケア)

成分(1錠中):ロキソプロフェンナトリウム水和物:68.1mg(無水物として60mg)
1回1錠(1日2錠まで)再度症状があらわれた場合には3回まで

病院で処方されるロキソニンと同じ成分です。

https://www.daiichisankyo-hc.co.jp/products/imgs_product/pict_loxonin-s.jpg

ロキソプロフェン錠「クニヒロ」(皇漢堂製薬)

成分(1錠中):ロキソプロフェンナトリウム水和物:68.1mg(無水物として60mg)1回1錠(1日2錠まで)再度症状があらわれた場合には3まで

成分はロキソニンSと同じですが、添加物の成分が異なります。

処方箋薬のジェネリックによくある添加物の違いがどう作用に影響するのか、今のところはっきりとした結論はなさそう。

 

https://www.kokando.co.jp/products_antipyretic_analgesics.html

エキセドリンLOX(ライオン)

成分(1錠中):ロキソプロフェンナトリウム水和物:68.1mg(無水物として60mg)再度症状があらわれた場合には3まで

これもロキソニンSと同じです。

効能は肩こりや筋肉痛になっていますが、中身はロキソニンSと同じなんですね。販売戦略の違いなんでしょうか。

http://www.lion.co.jp/ja/products/194

 

アスピリン

非ステロイド性抗炎症薬 (NSAIDs)です。単一成分のアスピリンは1種類しか見つけられませんでした。

バイエルアスピリン(佐藤製薬)

成分(1錠中):アスピリン(アセチルサリチル酸)500mg

http://search.sato-seiyaku.co.jp/pub/search/dispproduct.php?productid=899

米国映画ではよく登場していた薬ですが、米国では血栓予防として低用量アスピリンが販売されています。低用量アスピリンは100mg以下で鎮痛剤としての効果はないそうです。

米国予防医学専門委員会(USPSTF)が、低用量アスピリンは心血管の病気と大腸ガンの予防に使えるとの勧告を出しています(条件はあるようですが)。

米国で市販されている低用量アスピリンは日本では処方薬です。市販薬の1/5にもかかわらず処方箋薬に指定されているのがなんとも不思議。

アセトアミノフェン

病院では「カロナール」として同じよく処方されています。

タイレノールA(ジョンソン・エンド・ジョンソン)

成分(1錠中):アセトアミノフェン300mg
1日3回まで

http://tylenol.jp/images/tyle_a_all.jpg

ラックル(日本臓器製薬)

成分(1錠中):アセトアミノフェン300mg
1日3回まで

腰痛・神経痛に効く「飲む腰痛薬」として販売されていますが、成分はタイレノールと同じアセトアミノフェンです。

http://www.nippon-zoki.co.jp/products/ippan/lackle-sp/detail/img/product_img.jpg

イブプロフェン

EVE(エスエス製薬)

イブプロフェン150mgのみのイブはエスエス製薬の製品リストにないので、イブプロフェンの単一成分の薬はリングルアイビーシリーズのみです。

 

佐藤製薬のリングルアイビーシリーズはなんと5種類すべてが単一成分です。

リングルアイビー(佐藤製薬)

成分(1カプセル中):イブプロフェン150mg
1日3回(450mg)まで

鎮痛剤としてはめずらしい緑色のジェルタイプです。

http://www.ringl.jp

 

リングルアイビー200、リングルアイビー錠200(佐藤製薬)

成分(1カプセル/1錠中):イブプロフェン200mg
1日2回(400mg)まで。

ジェルタイプと錠剤があります。

http://www.ringl.jp

リングルアイビーα200、リングルアイビー錠α200(佐藤製薬)

成分(1カプセル/1錠中):イブプロフェン200mg
1日3回(600mg)まで服用できます。

ジェルタイプと錠剤があります。

http://www.ringl.jp

リングルアイビー200とリングルアイビーα200は、どちらもイブプロフェン200mgなのに、1日の服用量が異なるのは理由があります。

もともと

リングルアイビーは第2類医薬品
リングルアイビーα第1類医薬品(薬剤師が必要)

として発売されていたのですが、2016年10月に撤廃されて第2類医薬品に移行しました。

それで同じ容量なのに服用量が異なる製品が混在してるんですね。さらに錠剤とカプセルがあるのでややこしいです。

まとめ

単一成分の鎮痛剤を紹介しました。

単一成分のほうが成分量が多いというわけではないし、効果が上というわけでもありません。

でも、自分が何を飲んでいるのか把握しやすいのは単一成分だと思います。

市販薬はお薬手帳のように薬剤師さんのチェックが入らないので、自分でわかりやすい薬を飲むほうが安全だと思いますよ。

 

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医者の処方のロキソニンは2錠飲めますが、市販のロキソニンSは1錠だけと決められています。成分は同じなのに何が違うのか調べてみました。

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