歯石取りは痛いけど放置しないで除去しよう

口の健康

歯石とりのためにわざわざ歯医者に行くのが面倒くさい人多いですよね。歯の治療が終わったときに歯石とクリーニングをするだけの人もたくさんいると思います。

でも、40歳すぎて歯石を放置すると、歯周病になる危険性が高まります。40歳以上で歯を失う人の理由の第一位は歯周病です。虫歯の予防みたいに歯周病も歯磨きでできないの?と思う人に、どうして歯石取りをしたほうが良いのか歯周病と歯石がどう関係あるのか 解説します。

歯石、プラーク、歯垢の違い

紛らわしい言葉ですがプラークと歯垢は同じです。口の中にいる細菌が集まってできたのがプラーク(=歯垢)です。これはやわらかい状態で歯ブラシやデンタルフロスで落とすことができます。排水口などで見かけるヌルヌルのゲル状の物体、あれはバイオフィルムと呼ばれますが、口の中のバイオフィルムがプラークです。

歯みがきでも残ってしまったプラークは、唾液に含まれるカルシウムイオンやリン酸イオンの作用で細菌は死滅し石のようになります。これが歯石です。

歯石自体は死滅した細菌が元なので無害なのですが、表面が細かな凸凹状態で、口の中の細菌が住み着いて悪さを始めます。これが歯周病の初期で、だんだん悪化すると歯茎の内部にも歯石が広がって、菌も繁殖。やがて歯がグラグラになり抜歯という最悪の事態になってしまいます。

歯ブラシやデンタルフロスでプラークを100%落とせればいいのですが、それは普通の人にはまず無理です。誰でも歯並びの悪い部分があるし、口の中は自分で見れないし、歯みがきのクセもあるので、プラークが残る部分ができてしまいます。

プラークが歯石になるまで48時間と言われているので、ちょっと気を抜くと歯石になってしまうわけです。さらに、唾液腺の近くはカルシウムイオンやリン酸イオンにさらさえる機会が多いので歯石になる確率は高くなります。

やっかいなことに、それは奥歯の裏面とか、前歯の裏側なんです。歯みがきが難しい部分ですよね。僕の場合は、どんなに真面目に歯みがきしていても前歯の裏側は歯石がたまってしまいます。

歯石も早いうちなら歯と歯茎の境目や歯の表面など、目で見えるところにできるので、除去は簡単です。

ただし、歯石は歯ブラシでは取り除けないので、歯科医院で歯石とりしてもらう必要があります。

 

プラーク、バイオフィルム、歯垢、歯石。これらの正確な意味を知っていますか?
虫歯や歯周病など歯の健康に関心を持つと必ず目にする言葉があります。 プラーク 歯垢 歯石 バイオフィルム です。どれも歯に付着する「何か」であり、ほっておくと虫歯になったり歯周病になるんだろうなと思いますが...

歯石取りの流れ

歯石取りには、保険診療と自由診療があります。保険の場合は、まず歯や歯茎の検査をし、治療の一環として歯石取りをする流れになります。保険は病気の治療には適用されるけど、予防には適用されないとのこと。いろいろ難しい。

自由診療の場合は、そんな制限がありません。いつでも歯石とりできます。

保険診療の金額が約3,500円。自由診療は、その名のとおり価格を自由に設定できますが、だいたい7,500円以上だと思います。

歯科医院での歯石の除去

歯石取りはスケーリングとも呼ばれます。そして歯石を取る道具はスケーラーです。

スケーラーには手動のハンドスケーラーや超音波スケーラーなどがありますが、なんとハンドスケーラーは市販されています。

 

 

でも、自分でスケーリングするのは無謀だと思いますよ。口の中なんて覗けないし。できるのは歯の一部分だけですから、残った歯石が悪影響を与えるのは必須でしょう。

歯科医院でのスケーリングは歯科衛生士の仕事です。スケーラーでガリガリやるわけですが、歯科衛生士によって痛い・痛くないがあります。でも痛くない人が上手なのかというと僕には判断できません。

スケーリングは、痛いだけじゃなく出血することもあります。歯茎の傷が数日間続いたこともありますが、こちらの体調も悪かったのかもしれませんけど少し腫れました。

痛いのに我慢できるのはなぜかというと、歯周病予防もそうなんですが、歯石とりのあとは、歯と歯の間の溝が深くなったり、すっきりするんです。

歯と歯の間の溝が深くなった感じです。そこに歯石が塞がってたということでしょう。

歯石とりにかかる時間は正味10分くらいです。僕の場合はいつも、歯石取りのあとクリーニングと一体になっていて、全体で40分くらいです。

歯石がひどくなると歯茎の中の歯石取りが必要になります。麻酔の注射をしてから、歯茎の奥に器具をいれて歯石を取り除くことになります。僕は2度ほど経験しました。麻酔するので痛みは感じないのですが、うがいすると真っ赤でした。

歯周病が進んだイラスト

さらに悪化すると、フラップ手術と言って、歯茎を切開してから、歯石の除去が必要になります。僕は幸い経験がありません。

歯石取りは症状が悪化すると、歯石取りも大事になるし、歯石を取り除いたとしても、進行しないだけで元には回復しません。なので、早めに歯石取りしましょう。

まとめ

予防医療と言われても、時間取れないし、痛みもなければ歯科医院からは遠ざかってしまうと思います。でも、虫歯や歯周病のチェックもかねて定期的に歯石とりすることをオススメします。

 

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